シャマンのワインは全て、セパージュ(品種)毎に醸造され、醸造中の手ほどきは最低限に抑えている。ワインの熟成に使用する容器は、フランス製オーク樽、フランス製オーク大樽、コンクリートタンク、コンクリートエッグタンクを備えており、それぞれの品種の特徴によって使い分けている。ワイン自身が自然に持っている、防護力を引き出すためにも、二酸化硫黄(SO2)の使用は、極力抑えている。シャマンでは、収穫は完全手摘みで、収穫されたブドウ房を仕分け台にて手作業で仕分けをし、健全で良好なブドウ粒だけを選別しているがために、ワインの自然防護力を引き出せている。ワインのクオリティと生態系環境を敬い、シャマンの収穫高は25~30ヘクトリットル/ヘクタールに抑えており、上述通り、収穫されたブドウは、一粒一粒選り分けられている。私たちは、ボトリング機を備えており、月の周期に合わせて、ワインが一番安定している日に、ボトリングをしている。